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サイト運営者の「みにゃざわ」と申します。
過去とかんずる方角(略歴)
・埼玉県に生まれる。
・障がい者施設や高齢者施設などで福祉関係の仕事に長年勤める。
・医学博士 森下敬一先生の自然医学会にて自然食や内蔵機能検査(良導絡測定)を学び、森下フードコンサルタント(自然食)の資格取得。
・日本園芸協会の実利園芸技能講座修了。
・医療福祉専門学校(夜間部)卒業し、鍼灸師の国家資格取得し、疼痛や突発性難聴などの治療にあたる。アロマコーディネーターの資格も取得。
わたくしは森やのはらのこひびと(好きなこと)
幻想やファンタジーと言われているような分野に惹かれ、いろいろイメージ(想像)を巡らせながらクリエイティブ(創造)することが好き。
宮澤賢治さんの詩や童話の影響を受けて、休日には森や野山を歩いては、草花や樹木の「みどりいろの通信」を聴いたり、「そらの楽音」や「風のあかり」に触れるのが楽しみ。庭の花壇では花や野菜を育てる。ムーミンに出てくるスナフキンのように自由とひとりの時間を愛し、時には詩を書いたりピアノを弾いてみたりもする。
すべてわたくしと明滅し みんなが同時に感ずるもの (最近想うこと)
すべてがわたくしの中のみんなであるやうに
みんなのおのおののなかのすべてですから
(宮澤賢治「春と修羅」第1集より)
僕は君であり、君は僕である
僕が変わるとき 君も変わる
僕自身を深く知るために 僕は君を呼び出した
それは遠い日に交わした約束だから
僕の中にある隠された想いを 君が演じてみせてくれているだけ
教えてくれてありがとう
だからもう、君に対して不満は言わないよ
僕が僕の想いを変えればいい ただそれだけのことさ
(文豪みにゃざわ賢治)
銀河ステーションと云う声が・・・(まとめ)
ひかりといふものは、ひとつのエネルギーだよ。お菓子も三角標も、みんないろいろに組みあげられたエネルギーが、またいろいろに組みあげられてできている。だから規則さへさうならば、ひかりがお菓子になることもあるのだ。たゞおまへは、いままでそんな規則のとこに居なかっただけだ。ここらはまるで約束がちがふからな。(中略)
するとこんどは、前からでもうしろからでもどこからでもないふしぎな声が、銀河ステーション、銀河ステーションと聞こえました。そしていよいよおかしいことは、その語が、少しもジョバンニの知らない語なのに、その意味はちゃんとわかるのでした。
(宮澤賢治「銀河鉄道の夜(第三次稿)」より)
・・・そしてジョバンニはいつの間にか知らぬ間に銀河鉄道の列車に乗り合わせていたのでした。
宮澤賢治の「銀河鉄道の夜」は繰り返し改稿されながら、遂に未完成のまま遺された作品です。それ故いくつかの物語のパターンが存在します。それは線路がまるで転轍機で軌道を変えていくつかの方向に走っていくように続いていきます。物理学で言われるパラレルワールドの世界のように無限に軌道は走っているのです。ここに載せた「銀河鉄道の夜」は、通常読まれている「第四次稿」ではなく個人的に好きな「ブルカニロ博士篇」とも呼ばれる「第三次稿」から引用しています。
このブログのタイトルを「銀河ステーション」にしようと決めたのは、そんな列車の行く先へパラレルシフトしていく入口である駅という役割をもたせたかったからに他なりません。